国内ニュース:第12回摂食障害治療研修(6/26締切)

独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所では、8月26日から3日間の日程で「第12回摂食障害治療研修」を開催する。研修主題は摂食障害の病態と治療に関する最新の知見。定員40名(応募者多数の場合は選考)。

対象:病院、保健所、精神保健福祉センター等に勤務し、摂食障害に関心を有する医療従事者
研修期間:平成26年8月26日(火)から平成26年8月29日(金)まで
受講願書締切日:平成26年6月26日(木)

詳細は下記参照:第12回摂食障害治療研修|精神保健研究所NCNP
http://www.ncnp.go.jp/nimh/kenshu/h26/h26_12_01.html

国内ニュース:鈴木明子さん、摂食障害克服のきっかけになった母の言葉を語る

元フィギュアスケート選手の鈴木明子さん(28)が、6月2日放送のTBS「私の何がイケないの?」に出演。摂食障害で体重が32kgまで落ちた頃の写真を公開し、当時の症状や克服するきっかけとなった母の言葉を振り返った。

大学進学を機に1人暮らしを始め、油分抜く、炭水化物を控える極端なダイエットを始めた。母に認められたい一心で、体型管理を適当に行うことはできなかった。わずか3ヵ月で体重は15kg減った。月経が止まり、抜け毛が目立ち始めた。夏場なのに寒気が止まらず、食べ物を胃が受け付けなくなった。当たり前のことが当たり前にできないのが苦しかった。生きている意味がわからなくなった。

精神科医は母との関係を指摘した。「勉強が出来て当たり前。スケートも出来て当たり前。母の理想の子どもでなければならないという思いが、自分では気づいていなかったけれど、心の底にあったのでは」と鈴木さんは当時を振り返る。

摂食障害を克服するきっかけになったのは、食事中に母が語りかけた言葉だった。「食べられる物から食べようね」母は食べられない自分を否定しなかった。食べられない自分を受け入れてくれた。鈴木さんは当時を振り返り、「こんなんでも生きてていいんだなって思えた」と語る。

鈴木さんは治療を始めてわずか3ヵ月でリンクに立つまでに回復し、摂食障害を克服した。今は、女性であることを謳歌し、体重を気にすることなく大好きなものを食べ、第二の人生を謳歌している。天真爛漫な性格が人々に愛され、バラエティ番組にも引っ張りだこだ。

番組では、元女性陸上競技の千葉真子さんも一時期月経が停止し、将来母親になれるか悩んでいたことを告白(現在は一児の母)。「摂食障害で悩んでいるスポーツ選手も鈴木明子さんの姿をみて勇気をもらって頑張れる」と語った。

番組では日本摂食障害治療研究所所長 山岡昌之先生も出演。摂食障害は心の病であると解説した。

[amazonjs asin=”4046002972″ locale=”JP” title=”ひとつひとつ。少しずつ。”]

国内ニュース:東工大・林直亨教授ら「ゆっくりよく噛んで食べるとエネルギー消費量が増えることが判明」

急いで食べるのではなく、ゆっくり良く噛んで食べると、食後のエネルギー消費量が増加することが判明した。東京工業大学大学院社会理工学研究科の林直亨(はやし・なおゆき)教授らの研究グループが5月1日に欧州の肥満学会誌「オベシティ(Obesity) 」で発表。

300kcalのブロック状の食品をできるだけ急いで食べた場合、その後90分間のエネルギー消費量は体重1kg当り平均7cal。一方、ブロック状食品の塊がなくなるまでよく噛んで食べた場合、体重1kg当り平均180calと有意に高い値を示した。また、消化管の血流も、急いで食べるよりゆっくり食べた時の方が有意に高くなった。

この研究成果は、ゆっくりよく噛んで食べることが良いとされる裏づけとして、また、咀嚼を基本にした減量手段の開発に繋がるものとして期待される。

参照:東京工業大学 東工大ニュース
http://www.titech.ac.jp/news/2014/027599.html