摂食障害で苦しむ方やその家族、専門家や研究者、サポーターらが国境を越えて団結。
摂食障害の啓発と支援活動を2016年6月2日に世界中で同時に行う「世界摂食障害の日ーWorld ED Action Dayー」が開催されます。
世界で初の取り組みとなる「世界摂食障害アクションデー2016」は、アメリカの摂食障害協会 AED(Academy for Eating Disorders)と全米の摂食障害患者支援団体13団体が昨年5月に発表した「摂食障害に関する9つの真実」に続く活動で、摂食障害について一人でも多くの方に知っていただくことを目標に掲げ、ソーシャルメディアを活用して行動を起こす草の根運動です。
摂食障害は命に関わる疾患で、性別や年齢、人種や国籍、体型や個性、社会経済的背景を問わず、全世界で7000万もの人々に影響を及ぼしています。しかし、国際的にみても疾患への理解や治療支援が行き届いているとは決していえません。
本活動では「摂食障害は完全に回復し得る病であること」「摂食障害の早期受診と適切な治療を受けることの重要性」を訴え、全世界で摂食障害に対する意識を高めることを目指します。
【世界摂食障害の日ーWorld ED Action Dayー 公式HP】
http://www.worldeatingdisordersday.org/
【世界摂食障害の日ーWorld ED Action Dayー 参加方法】
2016年6月2日、摂食障害に関わる世界中の人々がインターネットや地域活動を通じて同時に発言や行動、情報提供します。摂食障害に関心のある方ならどなたでも参加できます。
1 Facebookで「World Eating Disorders Day」コミュニティに「いいね」ボタンを押す
https://www.facebook.com/WorldEatingDisorderDay/
2 Twitterをもしもお持ちなら、あるいはお持ちでなければ、活動名で作っていただき、
世界摂食障害アクションデー2016の公式ツイート「@World ED Day」をフォローする
3 Twitterでハッシュタグ「#WorldEDDay」「#WeDoAct」「#世界摂食障害の日」を
つけてツイートする
【アンケートのお願い】
摂食障害ホープジャパン 代表 安田真佐枝さんがアンケートを実施しています。
世界中で同様のアンケートが行われますので、
日本の実情を明らかにするためにぜひ以下のアンケートにご協力ください。
一人でも多くの方に拡散をお願いします。
「世界摂食障害の日ーWorldEDActionDayーへ向けて」
https://jp.surveymonkey.com/r/DKPSNXF
【参加団体一覧】
http://media.wix.com/ugd/2e41d5_ce332a5433444969b03415105e4cedf3.pdf
【摂食障害に関する9つの真実】
ノースカロライナ大学医学部教授 Cynthia Bulik博士(摂食障害専門)が、2014年に国立神経衛生研究所で講演した「摂食障害ー壊された9つの神話」を基に、全米の主要な支援団体(家族会や自助グループなど13団体)の意見を集めて完成させたものです。
摂食障害を理解する上で重要なことが、とてもわかりやすく提示されている文書です。ホームページで日本語訳(PDF版)を配布致しますので、ぜひご利用ください。http://www.edrecoveryjapan.com/post-606/(←リンク先からダウンロードできます)
摂食障害になりにくい社会、摂食障害になっても生きやすい社会、摂食障害をもつ人や家族が医療や支援につながりやすい社会にしたい。
そんな想いを共有する世界の仲間と共に行動を起こしてみませんか。日本だけではない、世界中の仲間が味方です。