2016年3月30日(水)、『なぜふつうに食べられないのか~拒食と過食の文化人類学~』著者で文化人類学者の磯野真穂さんと共に、文化人類学の視点から「一億総やせたい社会」を見つめるワークショップを開催します。参加者の皆さんとディスカッションをしながら、やせたい気持ちとやせを礼賛する社会の仕組みを見つめる約2時間。視界がパッと開けて、自由になれるワークショップです。ぜひご参加ください。
「からだのシューレ 一億総やせたい社会を見つめる文化人類学ワークショップ」
日本では若年女性のやせすぎが10年以上前から問題視される一方、BMI 18.5以下のやせすぎ女性がメディアにはあふれています。「あなたの身体はもっとよくなる」「あなたはもっときれいになれる」というメッセージを浴びせ続ける現代社会。若い女性たちは自分のそのままの身体を受け入れることが難しい社会の中で生きています。やせることと幸せはどうしてこうも結びつくのでしょうか?文化人類学の視点からやせたい気持ちとやせを礼賛する社会の仕組みを見つめます。あなたのやせたい気持ちが少しでもラクになりますように。
※シューレとは……ドイツ語で「学校」、古代ギリシャ語で「精神を自由に使う」の意です。
★開催にあたり、磯野真穂さんからメッセージが届きました。ぜひご覧ください。http://anthromap.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html
○開催日時
2016年3月30日(水)19:00〜20:50(18:45受付開始)★終了しました
○会場
東京ウィメンズプラザ(2階・第二会議室A)
東京都渋谷区神宮前5-53-67
JR・東急東横線・京王井の頭線・東京メトロ副都心線 渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅 B2出口から徒歩7分
都バス(渋88系統) 渋谷駅から2つ目(4分)青山学院前バス停から徒歩2分
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/
○司会進行
磯野真穂(文化人類学者/国際医療福祉大学大学院講師)
【所属】国際医療福祉大学大学院 http://www.iuhw.ac.jp/daigakuin/
【HP】http://www.anthropology.sakura.ne.jp/
『なぜふつうに食べられないのか~拒食と過食の文化人類学~』春秋社 http://amzn.to/1KYRJqJ
※立命館大学生存学研究センター生存学奨励賞受賞
林利香(EAT119 摂食障害の予防と啓発/企画・編集・執筆)
【HP】http://www.eat119.com
○対象
体重や体型にとらわれることがあると感じる方
やせたい気持ちと現代社会との関係について関心がある方
○参加費
1000円
(当日お支払いただきます・恐れ入りますが、つり銭のないようにご用意ください)
○注意事項
本ワークショップは文化人類学という学問の視点から身体との関係性を探るのが目的です。痩身や摂食障害の治療を目的とする心理療法やセルフヘルプグループとは異なりますのであらかじめご注意ください。